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公益社団法人
甲府市薬剤師会
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「6・26ヤング街頭キャンペーン」

 
「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に、薬物乱用のない社会をつくりましょう
 
 地域的規模で薬物乱用の絶根を目指した「新国連薬物乱用根絶宣言」の支援事業として、毎年6月20日から7月19日の1か月間は「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の実施期間です。
   薬物乱用の検挙者は減っていますが、再犯率は上がっています。これは、一度薬物に手を染めると絶対に止められないという乱用薬物の性質が大きく影響しているからです。特に覚せい剤は、依存性がものすごく高いので再犯率も高くなっています。最近の世代別統計をみると40~50歳台の再犯率が上がっています。これは20数年前に薬物に手を染めた方が再び薬物に手を出しているからです。芸能関係者が何回も検挙されているのもこういうことで理解できると思います。
   最近の乱用薬物は、覚せい剤、向精神薬、危険ドラッグといったもので、危険ドラッグを経験してから覚せい剤へ手を出すパターンが一般化しております。これらの乱用薬物を使用すると脳が侵され、元の正常な脳に戻れなくなるため、薬物が止められなくなったり、幻覚症状等に悩まされたりします。本人だけの問題ではなく、薬物ほしさに強盗などを犯すケース、被害妄想に侵され他人を殺傷する事件を起こすなどのニュース報道も多く社会問題となっております。
薬物に手を染める方は、初めは仲間に勧められ、好奇心から手を出すケースが多く、すぐに止められるという安易な考えから入っていることが多いが、これが命取りになります。絶対に止められないのです。
需要があるから売人が横行するのですから、「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に、乱用薬物で脳を侵された人になりたくなければ、誘われても断る勇気を持ち、乱用薬物に手を出さない、買わない社会にしてゆきましょう。
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